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恋愛王

時々自分がわからない・・・

最近はあまり本を買わなくなりました。もちろん予算的な制限もありますし、家のスペース的な制限も大きいのですが、やはりインターネットの影響もかなり大きそうです。

そんな中、出張に行くとき何かは昔々に買った文庫本なんかを良く持っていくのですが、今回の出張で読み直して改めて感動したのがこの鴻上尚史の「恋愛王」です。

恋愛王恋愛王
鴻上 尚史

角川書店 1996-07
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最初にJJでの連載が終わって本になったのが1990年ですから、ああ、もう15年前の本になっちゃってますね。 今でもきっと売っていると思うので、特にオトナの男女の方にお薦めします。角川書店。

中でも冒頭出てきますが、どうして男は女に「女なんて解らね~」と叫び女は男に「ど~して分かってくれないのお!」と叫ぶのか、の明確な回答に感動してしまいます。この本の中には引用してネタにしたいところが沢山あるのですが、あまり無断引用も気が引けますのでこれについてだけネタバレを。

つまり、「じゃあ男は男のことを、女は女のことを分かってるの?」ということで。長年の友達だって「あれっ?」とか「こんな人だったの?」と驚かされることはありますよね。だから分からないのは男が女を、女が男をでは無いのです。男同士、女同士だって分からないんです。

では何故こう世間で叫ばれるか、ふふふ、用意は良いですか?それは、

「他の誰よりもその相手を本当に分かりたいと思うから」

あるいは、

「親友であろうが何だろうがその相手ほど分かりたいと思っていないから」

でした。

どうです?感動しません?それだけ愛している相手だから、分かって欲しいし分かりたいから、元々不可能なことである「他人同士分かり合える」という幻想を抱いてしまい、結果としてこういう叫びになると。

続いてとてもステキなことが書いてあります。「『人間は分かり合えない』という前提があれば、少しでも心が通じるとうれしくてうれしくて、幸福な気分になる、この発見と実行は、あなたをいい女、いい男に変え、あなたの恋愛を高級なものにします」と。

とにかくお薦めですこの本は、はい。

(絵 : 風鈴さん)


2005年06月24日

コメント

Luca (2005年06月24日 20:14

そう言えば数々の恋愛遍歴の中で、自分自身を理解してもらいたいと努めた経験が無いですね。
相手を知りたいと考えた経験はありますが。

その辺がまだ独身な原因なのか、どうもギクリなのです。

やまのひつじ (2005年06月25日 23:05

なによりも、この投稿で
パッチでGO!
の絵が見えなくなったのがエライ!

blog更新してっかな、と押す度にげんなりしてました・・

風鈴 (2005年06月26日 06:23

>数々の恋愛遍歴(by Lucaさん)
このコメントで羨ましか~と思った人は多いはず

う、うらやましか~!

>げんなりしてました・・(by やまのひつじさん)

そうですか・・・げんなりしてたんですか・・・
おおっ!やまのひつじさんの恋のお話が聞けると
ワクワクしたんですけども。

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